神奈川県健康支援プログラム
“できない”を楽しむ脳トレリズム体操
Introduction
脳トレリズム体操とは
グループで、音楽を聴きながらダンス要素や指先の動作、 間違い探し、 反対動作を目で見て声で確認しながら進めるマルチタスク・ブレイン・エクササイズです。他者がいることで 「出来ない」 を共有し、 さらに 「出来た」 を体感します。
ワーキングメモリー機能向上の運動プログラム
視覚・聴覚を通じ、 3種類以上の動作を記憶します。その動作を記憶力に基づき、 順序通り、連続して繰り返していく ゲーム感覚のリズム体操になります。
ワーキングメモリーと日常生活
ワーキングメモリー は、掃除、洗濯、料理、服を着るなど、日常生活の様々な動作に必要な記憶力です。
ワーキングメモリーが低下すると
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記憶力、判断力、遂行力が低下
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日常生活に支障をきたす
ワーキングメモリーを鍛える方法
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ゲーム:パズル、計算ゲーム、暗記ゲームなど
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運動:ウォーキング、ジョギング、筋トレなど
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睡眠:質の高い睡眠をとる
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食事:脳の健康に良い栄養素を摂取する
5つの認知機能
1. 遂行力
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わかる(把握可能)
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できる(処理可能)
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やりがい(有意義)
2. 判断力
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注意・選択・持続・経験を通じて得た自覚に対し注意が向けられて持続させる力
※自覚とは過去の体験を五感と感情を通じ良し悪しとして覚えるエピソード記憶
3. 記憶力
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記銘、保持、再生
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記銘には、注意・集中・意欲・意思決定力が必要
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保持・再生力は、関節・筋が深く関与している
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記憶力の土台となる感情は責任感・興味・関心・受け入れ
4. 言語力
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相手の言葉を理解し、自分の意思を言葉で伝えられる機能
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人とコミュニケーションをとるために不可欠な機能
5. 計算力
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数を認識して計算する機能
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時計を見てあとどれくらいか把握するなど
できないを共感・できたを体感
脳トレリズム体操で認知症予防、脳トレダンスエクササイズで生活習慣病予防!
日常生活の「できない」を「できた」に変えて、未来への可能性を広げる
脳トレリズム体操と脳トレダンスエクササイズは、年齢や体力に合わせて楽しめる運動プログラムです。
●脳トレリズム体操
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40~80代向け
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認知症予防に効果的
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30~45分のレッスン
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座位でも実施可能
●脳トレダンスエクササイズ
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20~60代向け
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生活習慣病予防に効果的
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30~45分のレッスン
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立位・座位どちらでも実施可能
期待できる効果
生活習慣病・認知症予防に対する最新の情報と科学的根拠に基づいた運動指導を行います。
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筋腱関節の深部感覚への刺激
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自律神経の安定
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手続き記憶(動作を記憶すること)の向上
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ワーキングメモリー機能の維持・向上
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レジリエンス(計画性・目的を達成させる力)の向上
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セルフエフィカシー(自己効力感)の向上
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関節を動かすことで、脳の活性化を促す
関節を動かすことで、脳の活性化を促す
体の68ある関節を満遍なく動かすことで、手続き記憶と深く関係しているワーキングメモリー機能を維持・向上させます。
「できない」を「できた」に変えて、未来への可能性を広げる
脳トレリズム体操と脳トレダンスエクササイズは、日常生活の「できない」を「できた」に変える小さな努力を積み重ね、レジリエンスやセルフエフィカシーを高めることで、未来への可能性を広げます。