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「心の双極性」について



現在、認知症は心の問題と内臓機能低下の双方の問題が示唆されています。

「内臓機能低下」は数値で何処に原因があるのかを把握する事が出来ますが「心の問題」はそう簡単ではありません。最近ではストレスチェック等で数値化し見える化も可能になりましたが、その内実はと言えば 何が問題なのか人間関係? 何がきっかけで軽減するのか? 心に負荷を与える根源とは何か? 心にとっての最良とは何か? これらを定義づける事は不可能です。


「コミュニケーション」

人は他者との交流の中で生き、希望も絶望も善行も悪行も他者とのコミュニケーションの中でうまれます。人は善悪を生まれながらに理解しています。どちら側に立つかではなく、人は何が善で何が悪かを生まれながらに既に知っているのです。

しかし人はその時々によって、この善悪を使い分ける。これが「心の問題」の根源です。

100%誠実な人はいません。どんな時も誠実であろうとする事は、オリンピックで金メダルを取ることより難しい事かもしれないのです。


「苦楽」

人は善を行えば「楽」 悪を行えば「苦」の結果を得ると言われます。しかしどんな時にも善悪 苦楽の様に心には「双極性」が生じます。

電気のプラスとマイナスの様に。


自然界とはそういうものなのでしょう。ポジティブな気持ちの裏腹にネガティブな気持ちを持ち合わせています。出来る!出来る!と唱えれば唱えるほど、出来ないのではないかと自分を疑う。


「有無」

人生の有無とは、例えば

  • 創造と破壊

  • 攻めと守り

  • 行動と停止

  • 責務と逃避

  • 開拓と踏襲

  • 決断と迷い

  • 戒めと情

  • 訓練と無駄

  • 継続と挫折

などなど。。


心のバランス、その時々の状況に応じどんなスタンスで対峙すればよいのか、このブログを通じ考えて行きたいと思っています。


心の問題に踏込み、認知症の起因に対し考えていこうと思います。病気も心の現れ、生活習慣病とは言い当て妙です。今回は「心の双極性」について心には電気と同じくプラスとマイナスがあるということについて触れました。どちらに偏っても問題は生じるでしょう。双方のバランスを取る事は結果的に認知症予防になり得ると私は考えます。答えのない問いに対し一緒に考え対話しましょう。ある種の答えに、到達出来るかもしれません。


それはきっと人生の切れ味となる。

私はそう信じています。


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