自明性とは、特に証明などをしなくても明らかであること、分かりきっていることの意味だ。しかし「日常の」という形容詞がつくと私達の日常は明らかであると言えるほど確固たる何かに支えられ、内なる光の様なものを持ち合わせていると言えるだろか。
不確かな日常は今もこの先も逃れられる事の出来ない日々として、纏わりつき存在し続ける。
私達は自らの身体からも逃れられる事は出来ない。不具合があれば億劫になり、何をするのも面倒だと思う。それは身体性・感受性が損なわれた状態だ。
システムに依存した安心・安全・快適さに覆われていれば弱さを忘れさせてはくれるが、身体性の弱さを助長するだけだ。そして現代の複雑さ・不条理に対し生きる力、そう「日常の自明性」は失われ、人格形成の減退にも繋がると言える。
弱さを再認識する事は新たな挑戦への鍵になり得る。
今こそ身体性を挽回し「日常の自明性」を取り戻そう。
「作る・創る」という原点に戻る
製作 制作 工作 作業 創刊、創業、創作、創造、創立
create, make, build, prepare, establish
経済的財貨の生産がAIに置き換わるこれからの時代において、内なる光・内発的な喜びを見つける為には、今一度何かを「作る・創る」に立ち戻る事が必要だ。経済合理性を超えて、自分が行動出来る喜びを持てるか、そして社会とどの様に関わるか、繋がる為に何でもいい「作る・創る」という原点に戻ろう。
昨今、メリットを説明出来ないものに価値をおかなくなっている。領域の狭さ、危なっかしさとも言える。いかにただやるか、意味があるのかどうかじゃない、一番身近なところから、つまらないと思う様なところから始めよう。
その出発は「意志」となる
豊かさを巡る価値観の転換と言ってもいい。
自分の鍛えられていない知覚領域を刺激出来るか?
その時の価値の源泉は「美しさ」だと思う。
あなたは輝いてますか?
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